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TODAY IN MUSICAL MARGINS

OCT.19

エルガー、自信満々の
《威風堂々》と
赤いゴルフ上着。

読了 約2分
10月19日の見出しと、赤いゴルフ上着で夕食に現れるエルガーの想像図。
1901年5月の訪問についてのペニーの回想をもとに、赤いゴルフ上着で夕食に現れるエルガーを描いた想像図。

1901年10月19日、エルガーの《威風堂々》第1番と第2番が、リヴァプールで初演されました。第1番の有名な旋律には、初演前から本人も自信たっぷりだったようです。友人に聴かせたときの言葉が、後年の回想に残っています。

その年の5月、友人のドーラ・ペニーが、モールヴァンにあるエルガーの自宅を訪ねました。エルガーは彼女を呼び、みんなをあっと言わせる曲ができた、という趣旨のことを言って、第1番を弾いてみせました。ペニーもすっかり引き込まれ、とくに曲の終わりをすばらしいと思ったと書いています。

しかも、音楽の中には小さな冗談も仕込んでいました。ニ長調の行進曲なのに、出だしは半音上の変ホ長調の響きです。ペニーの回想には、エルガーが最初の音を尋ね、彼女がミのフラットと答えると、そこが冗談なのだと話すやり取りもあります。自慢の旋律を聴かせるだけでなく、出だしの仕掛けまで説明していたのです。

回想の引用集|エルガー協会

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ペニーが覚えていた、新作と赤い上着

《威風堂々》第1番を披露した際の言葉と、その晩の服装を、友人の回想から紹介する資料です。

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出典・参考

  1. Royal Liverpool Philharmonic Orchestra:May 31 programme complementary content — 公式公演解説。PDF2〜3ページ。1901年10月19日の第1番・第2番初演と会場。ウェブ公開日不明。
  2. John Pickard:Disillusion and Dissolution: Elgar and the poetry of doubt — The Elgar Society Journal、2005年7月号、冊子7ページ。売り文句、曲への反応、出だしの冗談。脚注4の引用元はペニーの回想録1937年版35ページ(原本未見)。
  3. Martin Bird編:Elgar at Play — 回想・書簡等の引用集。GOLF節。ペニーの回想と赤い上着、夜会用シャツ、真鍮のボタン。訪問日を1901年5月10日と表示。公開日不明。
  4. The Elgar website:Pomp and Circumstance: An Introduction — 初演指揮者についてプログラム・新聞評の再調査による訂正を説明。著者・公開日不明。当日の原資料は未見。

資料確認日:2026年10月18日。ペニーの回想は協会の引用集と研究解説を通じて日本語で要約しました。回想録原本、自筆譜、初演当日のプログラム・新聞は直接確認していません。会話は訳意・要約であり逐語訳ではありません。協会側の同じ回想の引用は重複する独立証言とは数えていません。歴史上の日付はグレゴリオ暦です。実際の公開・更新日時は未確定のためメタ情報から省略しています。

掲載対象日:

今日は何の日――音楽史の余談

教科書の横に落ちている、小さな音楽史を拾います。

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