TODAY IN MUSICAL MARGINS
ショパンの
別れの演奏会。
お辞儀も
教わっていました。

1830年10月11日、20歳のショパンはワルシャワの国立劇場で演奏会を開きました。この街での最後の演奏会となった夜は、本人によれば大成功。翌日の友人への手紙には、演奏に加えて、お辞儀の出来栄えまで報告されています。
会場は満員でした。ショパンは、家で弾くように落ち着いて演奏できたと書いています。披露したのは《ピアノ協奏曲第1番》と《ポーランド民謡による幻想曲》。幻想曲の終わりでは大きな拍手が起こり、四度も舞台に呼び戻されました。
そこでお辞儀をしたショパンは、ブラントに作法を教わっていたので、うまくできたと書き添えます。曲の手応えや共演者の歌声と並んで、挨拶の出来まで話題にしているところが、なんとも細やかです。
指揮者ソリーヴァへの感謝も続きます。自分が先走りそうになるところをよくまとめてくれ、オーケストラとこれほど楽に弾けたことはなかったそうです。順調な演奏のかげには、そんな助けもありました。
書簡の刊本英訳
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演奏会の翌日――四度のお辞儀も報告
1830年10月12日付のティトゥス宛書簡。前夜の演奏会と、ブラントに教わったお辞儀の作法を確認できます。
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出典・参考
- Frederic Chopin: His Life, Letters, and Works, Vol. I/Moritz Karasowski編、Emily Hill英訳 — William Reeves、1879年。伝記に収録された書簡の刊本英訳。118–119頁の1830年10月5日付書簡は旅支度、119–121頁の10月12日付書簡は前夜の満員の会場、四度の呼び戻し、ブラントに教わったお辞儀、指揮者ソリーヴァへの感謝を伝えます。本人の演奏評価は本人の記述として扱っています。
- Warsaw/The Fryderyk Chopin Institute — ショパン研究所の公式解説。1830年10月11日の国立劇場でのワルシャワ最後の演奏会、《ピアノ協奏曲第1番》と《ポーランド民謡による幻想曲》、11月2日の出発を確認できます。ページの公開日は未確認です。
資料確認日:2026年10月10日。書簡の刊本英訳と公式解説を日本語で要約しました。自筆書簡や原語の原稿を直接確認したものではありません。演奏会は10月11日、報告する手紙の執筆日は翌12日です。お辞儀を教わった日や具体的な姿勢は確認できません。歴史上の日付はグレゴリオ暦で示しています。
掲載対象日:。公開・更新日時は未確定のため、メタデータには記載していません。