TODAY IN MUSICAL MARGINS
チャイコフスキーが、
チェレスタを秘密にした
日。

後に《こんぺい糖の踊り》を彩るチェレスタ。その音を、チャイコフスキーは自分の作品が披露されるまで秘密にしようとしました。
1891年8月22日、51歳のピョートル・チャイコフスキーは、出版社のピョートル・ユルゲンソンへ手紙を書きました。これは当時のロシア暦による日付で、現在のグレゴリオ暦では9月3日に当たります。手紙の話題は、ユルゲンソンがフランスから取り寄せていたミュステル社製のチェレスタでした。
チャイコフスキーは、この「すばらしい楽器」の音を、自分の作品で初めて使う前に、自分以外の誰にも聞かせないでほしいと懇願しました。楽器が先にモスクワへ届いた場合は外部の人間から守り、サンクトペテルブルクへ届いた場合も、信頼できる人物に見張らせるよう念を押しています。
その時点で予定していたのは、交響的バラード《地方長官》と、制作中の新しいバレエでした。このバレエが、のちの《くるみ割り人形》です。チェレスタはまず《地方長官》で披露され、翌年には《こんぺい糖の踊り》の不思議な音色として広く知られるようになりました。新しい音を誰より先に使いたいという、作曲家の慎重な秘密作戦でした。
ORIGINAL LETTER
チェレスタを秘密にした手紙を、読んでみる。
Tchaikovsky Researchで、1891年8月22日付書簡のロシア語原文と英訳を確認できます。
SHARE THIS MARGIN
この余談を、誰かに贈る。
あなたが積み重ねてきた練習を、新しい出会いと演奏機会へ。
Lang-sicが、音楽活動の広がりをお手伝いします。
HOW LANG-SIC WORKS
練習の記録が、演奏機会につながるまで。
- 1
今日の練習をみんなで共有(SNS)
みんなの練習フォロー中募集告知♪デモユーザーヴァイオリン合計 110分PRACTICE今日の練習です!#パガニーニ カプリース5番#パガニーニ コンチェルト1番 1楽章
02:15♡ 12○ 4vla_player いいですね!私もこの曲を練習中です画面・人物・投稿内容はすべて架空のデモです。実在するユーザー情報は使用していません。
- 2
練習内容がデータとして蓄積し可視化
協奏曲 60分
カプリース 45分
基礎練習 30分
曲・時間・日付が積み重なり、自分の活動が見えてきます。
- 3
音楽活動の履歴になって、楽団やアンサンブルから参加オファーが届く
♬アンサンブル・ルーチェ(デモ)室内楽へのお誘いが届きました
♩市民オーケストラ・アルコ(デモ)演奏会への参加オファー
- 4
練習のモチベーションになり、新しい演奏機会にもつながる
- 練習の記録が積み重なり、自分の成長を実感できる
- 仲間や団体からのリアクションで、やる気が高まる
- 新しい演奏機会につながり、音楽活動が広がる
出典・参考
本記事の8月22日は、書簡に記された当時のロシア暦の日付です。現在のグレゴリオ暦では1891年9月3日に当たります。「秘密にした」は、楽器を自作で使用する前に、ほかの人へ音を聞かせないよう求めた書簡内容を要約した表現です。